
院長清水義夫
中学2年生の頃、祖母の入院・手術を担当した主治医に憧れ、外科の医師を志す。2009年福井大学医学部卒業後、複数の大学病院や一般の総合病院に勤務し、消化器外科を専門に幅広い診療に携わる。自らの経験を地域医療に生かしたいという思いから、2019年より現職。日本外科学会外科専門医。
スペシャリストによる日帰り手術で
下肢静脈瘤の治療をもっと身近に
当院は、下肢静脈瘤治療専門のクリニックです。同様のクリニックを全国展開する「医療法人Advanced.Surgeons」 の一員として、2015年に開院いたしました。
下肢静脈瘤は、足から上半身に向かう静脈にトラブルが生じることにより、血液が逆流して血管内に血液がたまってしまう病気です。代表的な症状として、足のむくみやだるさ・重さ、皮膚の下に血管が網目状に見えるなどのほか、足の血管がぼこぼこと浮き出す、こぶ状になるなどが挙げられます。生命に関わるような病気ではないとされていますが、自然に治ることはなく、症状のつらさや見た目の悪さを気にして悩む患者さんも多くおられます。
医療技術の進歩により、現在下肢静脈瘤は日帰りでの手術が可能です。当院では、患者さん一人ひとりの生活について丁寧に伺った上で最適な治療法をご提案しており、治療後も再発防止のためのアドバイスに努めています。「年齢のせい」「みんな我慢している」などと諦めず、どうぞお気軽にご相談ください。
下肢静脈瘤の治療を
専門的に行っています
下肢静脈瘤の臨床経験を豊富に積んだ院長が、親身に診察を行い、一人ひとりに適した治療法をご提案いたします。
日帰り手術に
対応しています
治療はいずれも保険適用で、日帰りで行います。治療したその日から日常の生活に戻れることが大きな利点です。
一人ひとりのお悩みに
丁寧に応えます
患者さんの疑問に答え、不安や悩みをできるだけ早く解消するため、丁寧な診察を心がけています。
完治に導けるよう
アフターケアも徹底します
治療の翌日または翌々日、1ヵ月後、および3ヵ月後に再検査を行い、経過を詳細に見守ります。
血管内カテーテル治療
血管がぼこぼこ膨らんでいる場合は、血管内カテーテル治療が有効です。細い管(カテーテル)をふくらはぎ、もしくは膝の内側から静脈瘤になった血管の中に挿入し、内側から高周波による熱を加え、静脈瘤をふさぎます。切らずに行えるため、手術後の傷痕もあまり目立たないでしょう。局部麻酔で片側約20~30分、両足でも40~50分程度で済みます。治療後は歩いて帰宅が可能です。
硬化療法
下肢静脈瘤が蜘蛛の巣状や網目状に広がっている場合や、皮膚の上から透けて見える細い静脈、レーザー治療の適応にならない静脈瘤に対しては、注射による硬化療法をご紹介しています。硬化剤を対象の静脈に直接注射し、その後弾性ストッキングなどで圧迫して、静脈瘤そのものを退化、消失させていきます。麻酔の必要もなく、注射だけで済むため、治療にかかる時間は5〜10分程度です。
下肢静脈瘤ストリッピング手術
下肢静脈瘤の治療法として古くから広く行われており、根治的な手術です。足のつけ根や膝などの皮膚を切開し、弁不全を起こしている静脈を、手術用ワイヤーを通して引き抜くものです。全身麻酔や下半身麻酔、TLA麻酔という局所麻酔で行います。麻酔技術や手術技術の進歩に伴い、日帰りもしくは1泊2日の短期入院で行うことができるようになりました。
医療用弾性ストッキング
軽症の場合、弾性ストッキングの着用で対応していきます。弾性ストッキングは、下肢に適度な圧力をかけて、余分な血液や水分が留まるのを防ぎ、足の深部にある静脈への血流を補助するもので、日常的な着用によって血行の改善や向上をさせていきます。当院では、お一人お一人のサイズを計測した上で、患者さまに合った弾性ストッキングを処方いたします。
弾性ストッキング(保存療法の場合)/7000円~
立川静脈瘤クリニック
JR「立川駅」南口から徒歩2分
多摩モノレール「立川南駅」から徒歩2分